対話の授業

対話の授業×ワンソウル について

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日頃、親子で対話の時間ってお持ちでしょうか?

例えば、
帰宅が遅くなりそうなイベントに
お子さんがどうしても行きたいと言った時に
どうされますか?

「子どもがそんな夜のイベントに行ったらダメ!」
と言って、
子どもがふてくされて終わり。
そんな感じでしょうか。

例えば、
そこから対話がスタートしたらどうでしょう。

「どんなイベントなの?」
「なぜそこに行きたいの?」
「なぜダメと言っているのか」
「帰りが遅くならない方法はない?」
「何時までに帰れる?」
「どんなことに気をつければ、安全に楽しめる?」

そんなことを話ができれば、
お互い満足する着地点を見つけられるかもしれません。

それは
お子さんは今何に興味があって、
なぜそこに行きたいと言ったかを
伝え、伝えられ、
また、
親としての思いや
知ってほしい社会のルールを
伝え、伝えられ
お互いの理解が深まったことの
結果ではないでしょうか。


サッカーではどうでしょう。

大きなチャンスと思った重要な場面で、
パスの出し手と受け手の思いが合わず
プレーが上手くいかなかったとします。

そこで、どちらかが
文句を言って終わってしまうと、
それはただの
パスの不成功となってしまうでしょう。

しかし、そこで、
「こう判断したから、自分はこうして欲しかった」
「自分の判断はこうだったから、こうした」
と対話が生まれ、
お互いがそんな状況の時にどう考えるかの
相互理解ができたなら、
次のチャンスにはお互いの思いがぴったり合った、
素晴らしいプレーが生まれると思いませんか!

ワクワクしますねー。

家庭でも、サッカーでも、
自分の考えを言葉にして伝えられ、
また、相手の考えも受け入れられる。
お互い理解しあえる関係性の中で
主体的にプレーし、サッカーを心から楽しむ。

そのタネを蒔くことができたら…

そんな思いから対話の授業が始まりました。




もちろん、
そのようなことが成立するのは、
監督やコーチが全てのプレーを
指示するようなチームでは無理です。

『HIKIDASTUFF/DESU』ヒキダスタッフデス

リーダーたちの
ポロシャツやウインドブレーカーに記された
この洒落のような文字を
ご覧になったことがあるでしょうか?

『教えるのではなく、
子ども達の持っている力を引きだす』
ということを大切にしている
ONE SOULの指導方針だからこそ
子どもたちは自分で考えて、
その考えを言葉にすることができるのです。

その上での対話なのです。

この指導方針に共感してくださった
ファシリテーターの
津屋崎ブランチ 山口覚さんに
コミュニケーショントレーナーを
お願いすることができました。

山口さんは福岡だけでなく、
全国各地で「対話」をキーワードに
考え方の違いを乗り越えていく
話し合いの場づくりを行っていらっしゃる方です。

フィジカルトレーナー、
メンタルトレーナーがいるチームは
多くありますが、
コミュニケーショントレーナーがいるチームは
日本の中にはまだまだ少ないと思います。

対話の授業はサッカーだけに
役立てて欲しいものではありません。
学校、
将来的には、職場、
さらには世界のどこに行っても通用する
コミュニケーションスキルとなっていきます。

昨年1年間
「対話の授業」を行った中で、
試合や練習中の子ども達の対話の時間が増えてきています。
リーダー達への質問も具体的になってきました。
学校でも成長した姿が見られたという嬉しい報告もありました。



本年度は、さらに対話のスキルを深めるべく、
多年代が集うONE SOULのよさを生かして、

多くの方に関わっていただきたく内容を
考えています。
保護者の方も是非積極的にご参加下さい!


そして、ご参加ののち、
家庭で実践していただけると大変嬉しいです。

チームメイトと話をして、

どんなことを思ったか、
感想を聞いていただけるだけでも!

さらに、
「対話の授業」を通じて、
安心して対話ができる場の作り方について、
一緒に学び、お手伝いして下さる方も
募集しています!