サルとサルの猟師のお話。
猟師は
サルを捕まえるとき
柵の中にバナナを
入れておきます。
サルは柵の外から
バナナを掴んで
引っ張り出そうとします。
でも
そのバナナは偽物で
籠の外に取り出すことはできないように
仕掛けられています。
サルは柵の外から
柵の中にあるバナナを
力強く握り締めています。
サルの猟師は
近づいてサルを
捕まえようとします。
サルは柵から離れて
逃げることもできるのに
バナナを握りしめているから
逃げることができず
猟師に捕まってしまうのです。
バナナを手放して逃げれば
猟師に捕まることはないのに
一度捕まえたバナナを
ずっと掴んで離さないから
猟師に捕まってしまうのです。
人生は掴んだもの勝ち!
みたいなノリが当たり前になっていますが
手放した方が
実は幸せになれた
なんて話もよくあります。
あなたにとっての
「バナナ」とは??