あるお金持ちが南の島へ行きました。
そこに1人の青年がいました。
その青年は
朝から海で魚をとって
家族皆でその魚を焼いて食べて
お昼寝をしていました。
その青年を見て
お金持ちは言いました。
「もうちょっと夢を持たなきゃいけない。
もっともっと魚をたくさんとって
もっともっとお金を稼ぐべきだ。」
青年は聞きました。
『もっともっと魚をとって
お金を稼いだらどうしたらいいんですか?』
「そのお金で船を買って
もっともっと魚をとろう。」
『船で魚をたくさんとれるようになったら
どうしたらいいんですか?』
「人を雇って
魚のすり身の工場を作って販売しよう。」
『販売がうまくいったらどうしたらいいんですか?』
「上場しよう。」
『上場したらどうしたらいいんですか?』
「会社の株を売って
南の島へ行って家族で魚釣りでもして焼いて食べて
昼寝でもしてゆっくり暮らしたらいい。」
『……しとりますけど!( ̄∀ ̄)』
考える価値のあるお話でございました⭐️